新垣は暴投の原因究明せよ

- ソフトバンク対西武 4回表西武2死一塁、新垣は打者和田の頭上を越える暴投
3勝目を逃したソフトバンク新垣は「暴投」の原因を徹底的に究明しなければならない。前回登板の楽天戦(フルキャスト宮城)ではプロ野球タイ記録となる1試合4暴投の不名誉記録に並んだが、この日も7回にワイルドピッチで勝ち越し点を献上するなど3暴投。すでに今季は5試合で11暴投だ。昨年は23試合に登板して暴投数は10。たった5試合で去年の数字を上回ってしまっただけに「荒れている」では済まされない。特に、勝ち越し点を暴投で与えるというのは投手にとっては最悪のこと。投手というのはいかに相手打者をホームにかえさないかが大原則。そんなことは新垣本人も百も承知のはずだから、この荒れ球の修正に徹底して取り組んでもらいたい。
暴投を除いての投球内容は悪くなかった。それだけに3つの暴投が悔やまれてならない。新垣の暴投は右打者の内角高めに大きく抜ける球と外角へのスライダーが引っかかって低めにワンバウンドする2つのパターン。どちらも自分の投球バランスが崩れている証拠で、体の動き、腕の振り、指先(リリースポイント)をしっかりブルペンで確認してもらいたい。原因を追究し、修正するのも、遠投やキャッチボールではなく、しっかりとブルペンで投げ込んで確かめてもらいたい。投球に関しては本人の感覚でしかつかめないもの。チームは5連勝を飾ったとはいえ、エース斉藤和も戦線離脱した。先発陣の軸として回転するためには不安要素は早急に取り除かなければならない。(日刊スポーツ評論家)