鉄腕の歩み 鉄腕の栄光 鉄腕グラフ 日刊スポーツ連載 鉄腕人生

 

ゲームつくれる大隣、今後が楽しみ

<広島3―6ソフトバンク>◇9日◇広島 日刊スポーツ詳細スコアへ >>

広島対ソフトバンク ソフトバンク先発としてプロ初登板した大隣は7回を投げ3失点。降板直後に味方が逆転し勝利投手となる

 ルーキー大隣は、意外にまとまっている印象だったなあ。前評判では150キロを超える速球があると聞いていたんで、ガンガンくるかと思ってたんだが、比較的コントロールが良かったよ。初回は初登板の緊張もあってか、想像していたような力感はなかったけど、2回以降は低めにきていたしな。大きな失敗はないだろう。十分にゲームをつくれる投手だ。

 スライダーも2種類あって、うまく緩急を使っていた。チェンジアップも低めに決まるようになれば十分に使える。あとは、この日も何球かあったが、速球が高めに抜けていた。少し力を入れたときにそうなっていたみたいだが、キレは抜群。これから投げていくうちに修正できれば、バッタバッタと三振を取る投球もできるかもしれない。もともと腕の振り、リリースはいいものを持っている。

 今なら先発の5番手くらいで使える。大隣が先発に入れば、水田をセットアッパーに専念させることができる。チームにとっても、心配していた投手陣が救われる感じがする。交流戦が終わってリーグ戦が再開すれば、先発投手は必要となってくる。これからの大隣の登板が楽しみだ。(日刊スポーツ評論家)

日刊スポーツの紙面記事へ>>

 トップへ戻る評論トップへ戻る