チャンスでバランス崩れる松中
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- ソフトバンク対ロッテの試合終了後、打撃不調の松中は1人黙々と打撃練習をする
「かみ合わない」という言葉がピッタリはまる試合だった。シーズン前半は「投打」がかみ合わなかった。交流戦期間中は「打線の上位と下位」がかみ合わなかった。そして、このロッテ3連戦は「ベテランと若手」がかみ合わなかった。そんな印象だったな。
本多、川崎、松田が調子を上げているが、松中、小久保、多村、大村が調子を落としている。指揮官からすれば、若手を指導するのと違って、ベテランの場合は「待つ」しかない。自分で克服していく。それしかない。監督としてはつらいところだが、手の打ちようがないんだ。
松中は少し心理的なものかな。ここまでの結果から「自分が打たなければ」という気持ちが強すぎて、チャンスで振りすぎてバランスを崩している。4回はいいヒットを放ちながら、チャンスで迎えた6、8回は打ち上げた。問題は気の持ち方だ。小久保は少し疲れているのか、タイミングがずれている。今後、試合の半分を休ませることも含めた体調管理も考えてやらないといけないかもしれない。
ただ、ベテランは若手と違って、ほんのささいなことがきっかけで復調することがある。また、若手の活躍でチーム全体としては活気が生まれているのは確か。今季前半の悪かったときに比べれば、後半戦に向けて少しは光が見えている。(日刊スポーツ評論家)