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西山は1軍レベル、あとは配球

<ソフトバンク4-3ロッテ>◇26日◇福岡ヤフードーム 日刊スポーツ詳細スコアへ >>

ソフトバンク対ロッテ 6回途中3安打1失点と好投する先発の西山

 ソフトバンク西山には勝たせてやりたかったなあ。6回途中までロッテ打線を3安打1失点。今季初先発では十分すぎる内容だった。1軍で投げるレベルまで上がってきたことをきっちり証明した投球だった。ただ、ここからが西山にとって本当の勝負。あえて注文をつけておきたい。2回2死から大松にヒットを許した後のベニーに対しての投球だ。右飛に打ち取るのだが、4球すべて直球。カウント2-0と追い込んでから直球、直球で勝負した。結局、この配球が5回に巡ってきたベニーとの2度目の対戦でホームランを許す伏線となった。打たれたのは144キロの直球だった。まだ1軍経験の少ない西山には厳しい注文かもしれないが、配球の原則でもある変化球で直球を生かし、直球で変化球を生かすということを山崎ともども考えてもらいたい。

 それにしてもよく勝った。ただ、この試合は王監督の勝負への執念ではなく、きっちりとした計算があったようにも感じた。同点の9回から守護神馬原を投入した。確かに中継ぎ陣に不安があるという側面はあるが、馬原が投げる2イニングのうちに絶対に点を取る、という強い意志が感じられた。ロッテ先発小林宏の疲れもある。前回の対決で抑えの小林雅を攻略。逆転勝利していたこともしっかり念頭にあったのだろう。

 これで後半戦3連勝。首位日本ハムとは2差となった。もう背中をとらえたと言ってもいい。だが、慢心は禁物。前半戦とは違って、これからは1勝、1敗の重みが違ってくる。そのことを強く意識して戦ってもらいたい。(日刊スポーツ評論家)

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