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ブルペンに入った新垣は力強い投げ込みを見せる

新垣しっかり腕を振れ

<07年2月17日 ソフトバンク宮崎キャンプ>

 シュート習得で投球の幅を広げようとしているソフトバンク新垣のブルペン投球を見た。武器の高速スライダーを生かすために内角を攻めるシュートを覚えることはいいのだが、絶対に忘れてならないのは「しっかりと腕を振る」ということだ。この日の投球を見る限り、腕のしなりをしっかりと生かした投球ができていたのは約半数。半分は腕を押し出すように投げていた。基本である直球もそうだが、しっかりと腕を振り切らないとボールにキレが生まれない。新球のシュートは特にそうで、押し出すように右打者に対してシュートを投げてしまうと棒球になって長打を食らう危険性をはらんでいる。

 私はむしろ、直球で内角を攻めてもいいと考えている。もちろん、シュートを覚えることは悪くないのだが、それを生かすも殺すも「腕の振り」にかかっている。新垣の場合、疲れなのか夏場ころになるとどうしても、押し出すような腕の使い方になってしまっていた。潜在能力からすればもっと勝てる投手と思っているだけに、シュート習得を機に徹底して腕の振り切りを意識してもらいたい。(日刊スポーツ評論家)

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