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本塁打なしで13点、理想的な攻撃ができた

<ソフトバンク13―1ロッテ>◇10日◇福岡ヤフードーム 日刊スポーツ詳細スコアへ >>

ソフトバンク対ロッテ 2回裏ソフトバンク無死二、三塁、ブキャナンは先制適時打を放つ

 今年のソフトバンクの戦い方としては理想的な攻撃ができたんじゃないかな。柴原、ブキャナンの6、7番がともに猛打賞の活躍で7打点をたたき出した。打線はクリーンアップで返すのがセオリーだが、1、2番打者が不調なときは6、7番の打撃が大きなウエートを占めることになる。その点では開幕から不安視された下位打線のつながりが解消されつつある。たぶん、ベンチの王監督も大きな手応えを感じ取ったんじゃないかな。攻撃の中でホームランというのは大きな魅力だが、その一方で安定感を欠く。この日のように1発がなくてもヒットがつながると打線全体も活性するものだ。

 大量点をたたき出した打線には光明が見えたが、先発マウンドに上がった新垣にはちょっと気になることがあった。新球のシュートに3球すっぽ抜けのボールがあった。私にも経験があるのだが、どうしても強い球を右打者の内角へ投げようとすると、バックスイングで力が入ってしまう。スライダーの場合は楽に投げているのに、シュートとなると力んでいた。もっと力を抜いて投げてもらいたい。8回1失点でよく粘ったと言いたいが、ボール球を振ったロッテ打線に助けられた。本来なら完投しなくてはいけない試合。次回の課題としてほしい。(日刊スポーツ評論家)

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