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3者凡退に抑えて攻撃リズムを

<ソフトバンク1-6ロッテ>◇12日◇福岡ヤフードーム 日刊スポーツ詳細スコアへ >>

ソフトバンク対ロッテ 9回表ロッテ1死一、二塁、サブローにダメ押しの3ランを浴びた柳瀬はガックリと肩を落とす

 ソフトバンクにとってこの2連敗は悪循環の黒星だった。投手がヒットに四死球で走者をため続けた。11日が計10四死球。12日が8四死球。ヒットを18本も余計に打たれた計算になるわけだから、いざ攻撃となっても野手陣にもリズムが生まれてこない。この2試合、きっちりと3者凡退に仕留めたイニングは1つもない。野球というのは攻守が常に連動しているものなのだ。あれだけ守りに気を使えば、攻撃もつながりを欠く。象徴的だったのは2回。初回に2点を先制されたが、先発ガトームソンは簡単に2死を取った。あの場面はしっかりと3人で片付けなければならなかったが、西岡にあっさり二塁打を打たれた。得点にはつながらなかったが、チームにとって攻守の連動を欠いてしまった。

 2点を追う6回、無死一、二塁の場面で松中の右翼へ抜けそうな打球を好捕された。完ぺきにとらえた松中にしては不運だったが、攻守のリズムを欠くと、得てしてこういうアンラッキーな結果を生むことになるのだ。誰にだって調子の悪いときはある。だが、特に先発4本柱には言っておきたい。「点を与えなければいい」という投球ではダメ。絶対に3人で切るというイニングは、きっちりと抑えなければいけない。投手は自軍の攻撃リズムを生む存在なのだ。(日刊スポーツ評論家)

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